結論から言うと、
「なんで毎回こうなるかな。」
友香曰く
「出発前恒例の精神的苦痛」とのこと。
マジでそろそろ訴えられるぞ(笑)
我々は今、なんとかかんとか無事にオーストラリアのケアンズにいます。
俗に言う、ちょっと遅めの夏休みとか言うやつです。
もう少しわかりやすく言うと、みんなが休んでるお盆休みに少し頑張って連続で出社してくれたから、代わりに休んでいいからね、ってやつです。しっかりと甘えさせてもらってます。
僕らはいつも、長期連休を最大限活用したいので、基本的には連休前の平日夜の便で海外に飛び立つことがほとんどです。仕事後なので、ちょっとバタバタはするけれども、飛行機で寝て、起きたら次の日の朝には旅先の現地だから、都合がいい。
今回ももちろんそれです。
ただただただただ、ただではいきません。
起きましたよトラブル。
さぁ時系列に見ていきましょう。
平日の仕事後、空港に向かいます。
飛行機の出発時刻は21時00分ジャスト。
ケアンズ行きの国際線なので、まぁできれば2時間前の19時頃には空港着いてチェックインしたいよね。うんうんそやね。
とすると、18時定時キッカリで会社を出て、18時20分の梅田発のバスで関西国際空港(以下、関空)に向かいたいねと。おけおけと。
それを逃したら次が20分後なのでさすがに厳しいねと。はいわかりましたと。
友香の言うことを聞いておけばだいたい正解。いつも頼りにさせてもらってます。
■18:04 まだ俺仕事の電話してる
はよはよマジで早くという顔で急かされる。
なぜか友香だけではなく、友香の周りのチームメンバーも同じような眼差しで見てくる。
■18:06 オフィスは出たものの、荷物減らす為に会社のトイレでスーツから私服に着替える
男子トイレの外からハヤクーーーと聞こえる(笑)
まじで焦ってるなと。でもまだ俺は余裕こいてしまってる。
■18:12 ようやくエレベーターに乗り、1階に到着。
発車まであと8分。チケットも買ってない。まぁでもギリギリいけるなと。ここでもまだいつもの余裕。
■18:13 携帯がないことに気付く。
あかん。これはさすがにあかん。俺の会社16階、遠いな。バッグを全OPEN、ない。記憶はなにもないがとりあえず会社へ戻る。あるかどうかの確証ないがとりあえず16階へ。予定外の忘れ物のため、なかったらやばいなとさすがにちょっと焦る。
頼むから間のフロアで余計な人乗ってくるなと念じる。念じる。祈りが通じた。直で16階へ。
■18:15 オフィスに着く、自分のデスクの真ん中にドーンとしっかりある携帯(笑)
忘れ方が堂々としすぎてて少しひいた。
■18:17 1階に着き、新阪急ホテルのバス乗り場へダッシュ!!!
■18:20 友香が先に向かって到着していたため、チケット買ってくれてた為にギリギリセーーフ…ありがたや。
友香いなかったら乗れてない。
そこから約1時間はゆらゆらとバスに揺られて、関空へ。バスの中では、フー疲れたね、最後のバタバタでどっと疲れたねと、なんでいつもこーやってギリギリになるんだろうねって笑いながらスカスカの車内で話していたことを覚えている。
幸せなことだ。
■19:25 関空に無事到着。まずはチェックインへ。
結構並んでいる。平日夜でもこんなに並ぶんかーと思いながら、チェックインは今時点で最優先事項のため、並ぶの嫌いだけどもこればかしは仕方なく並ぶ。とはいってもまぁ20分弱くらい。
■19:43 「次の方どうぞー」自分達の番が来る。
友香がパスポートを航空会社の人に渡したときに言ってた。いっつもこのカウンター来るとまた乗れないんじゃないかってドキドキする、って。すまんなあのときは。
※あのときの詳しいブログはこちら※
https://kuma0112.hatenablog.com/entry/2018/11/26/192929
「オーストラリアのビザって取ってますか？」
え？
え？
ええ？え、？ビザ？いるん？オーストラリア？まじ？
顔を見合わせる俺ら。
そして答える。
「取ってないっすね(笑)(笑)」
これでも一応今まで30ヶ国くらい行ってきたのにビザ必要かどうかノーチェックw もはや笑えたw
なんやねんETAって！
「すぐ取れるもんですか？間に合います？」
「20時でチェックイン受付終了するので、それまでに取れれば…一応ネットで取れることは取れるのですが申請がすぐおりるかどうかですね」
………あと15分！！
嘘やろ！！！えぐ！！！やば！！急げ！！！
■19:45 Wi-Fiねぇな！ネット繋がらん！イモトのWi-Fi取り行こ！1階や！
いつもは海外でもFree Wi-Fiを拾うのみでWi-Fi借りたりしないんですが、今回は俺が調べモノしたい、英語勉強したい、メールも使いたいとワガママ言って、初のイモトのWi-Fi！ラッキータイミングいいわ！！！
受け取ったはいいものの、イモトのWi-Fi海外用で、関空では使えないことが判明。え、ネットでビザ取れんやん。やば
■19:47 てか空港のFree Wi-Fiあるやん！それ使お！
■19:52 苦戦しながらもなんとか5分ほどで俺のETA申請できた
■19:56 友香のETA申請もなんとかできた
■19:58 もう待ちが誰もいないチェックインカウンターへ滑り込みダイビングスライディングヘッド
「新田さん、申請通ってるみたいです」
ふぅぅぅ〜〜〜ありがとうございます……
「廣瀬さん、まだ申請通ってないですね…」
え、、、、
「こればかしは私どももなんにもできないもので…あと5分くらいなら待てますがそれ以上かかるともう厳しいですね…」
またきたよ、これやばいやつだと思いながら、待つ。待つ。待つ。数秒がとっても長く感じたとはこのときのためにあった言葉。
地獄の沈黙タイム。
…
…
…
■20:03 「廣瀬さん、申請通ったみたいです！」
歓喜！
歓喜！
歓喜！
ジョホールバル！マレーシア！東南アジア！関空の歓喜！！！ウォぉぉぉおオ！！！！！
航空会社の青年も、いやぁ本当に良かったですと喜んでくれました。18時から2時間続いた時間との戦いは一旦これにて閉幕。
搭乗は20分後と割と早めだが、チェックインさえ済めば落ち着いて向かえるというもん。ありがたや。
次に、外貨両替、そう、日本円からオーストラリアドルにお金を替えます。
僕らは、基本いつも財布は置いてくるスタイル。財布に残っていた数千円の現金と、お互い+家族のキャッシュカードと、それぞれのクレジットカード、その3種類を持って旅に出ます。
友香「私現金5000円しかないから家族のカードから一週間分下ろして両替してー」
俺「はいはーい」
だがしかしbutハウエバー
俺「自分のキャッシュカードも家族のキャッシュカードも忘れたわ。ちなみに手持ちは4000円」
つまり、お金を下ろすためのカードがなくて、手持ち現金は2人合わせて9000円。
馬鹿なの？！と言われながらも、友香のキャッシュカードがあるので一旦はなんとかなるべと思っている俺。
友香「私、家族カードの方にお金移したばっかだからマジでお金入ってないんだけど」
またまた〜〜〜〜
数万円あればなんとかなるからオケよ！大丈夫！
友香、ATMにて自分のキャッシュカードを挿入し、引き出し額20000円と入力。
ATMからの回答、
残高不足で引き落とせません。
(笑)
2万円すら入ってない様子。
残高照会してみたところ、残高まさかの3000円。
しかも、手数料がかかり、下ろせたのは2000円。
さっきの9000円と合わせて、手持ち11000円。
両替したらこんな感じ。約100ドル。
あとあるのはクレジットカードのみ。
コアラ抱っこできねぇ…
これから一週間、物価の高いオーストラリアでのギリギリクレジットカード生活が始まりマフ。
なぜいつもこうなる。
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