こんにちは、メキシコ在住2年目、メキシカンダンディパパのクーマです。昨年末に投稿して以来なので、久しぶり、そして2023年一発目のブログです。
2023年6月14日、ちょいと小さめの2530gで第二子(次女)が誕生しました。メキシコで出産しまして、新田家初のメキシコ国籍です。
ちなみに、第一子の誕生記録はこちら。
この髭からでも女の子が2人も産まれてくるんや。。。
---名前について---
名前は【新田 Viviana 珠彩(みいろ)】です。
ビビちゃん、もしくはミーちゃんと呼んでください😊
珠というと真珠。真珠には「健康・富・長寿・清潔・素直」などの石言葉があることから、清らかで品がある「女性の美しさ」「柔和な様子」を表すと言われています。そして、真珠のように自分を磨いてほしいと。
彩は、読んで字の如く「彩り豊かな人生になってほしい」「何気ない日常にも彩りを添えられるような存在になってほしい」、そんな意味を込めています。
また、ミドルネームのVivianaは「活気に満ち溢れて、元気溢れて」というような意味を持ちます。ビビちゃんという相性も可愛いかなと。
出産日はなんと、1人目の絃葉と同じ「14日」で、1分違い。
絃葉 2021/3/14 12:48
珠彩 2023/6/14 12:49
1分早く産まれたことにして、産まれた時間合わせよ?って友香に言ったんですけど、ダメですって、断られました。真面目やなー。
---メキシコ出産について---
メキシコでは、帝王切開のほうがドクターの予定も立てやすく、なおかつ儲かるので、7割以上が帝王切開と言われている中で(この数字は諸説有りだけれども、帝王切開がかなり多いのは事実)、結果的には母体のどこも、何も切ることなく、ツルンと出産することができました。奇跡。そして感謝。
時間にすると、入院してから約1時間ちょっと、分娩室に入ってから約15分という、超スピード安産。とは言ってもさすがメキシコ、色々あったので、出産までの流れを備忘の意味も込めて、記録しておきます😂
まず、そもそもメキシコは、出産までずっと月に1回しか検診がないので、予定日が近づいてきても、近づいている感じがせず、実感が沸きづらいのです。(日本だと、出産が近くなるにつれて検診の回数が増え、頻度が短くなるので、実感が沸きやすい。)
友香は、出産したらなかなか旅行に行けないからと、3月4月5月と、妊娠後期にも関わらず、彼女きっての希望で、しっかりとリゾート旅行を何度か満喫していました。お腹パンパンなのに。笑
そして、予定日2週間ほど前の6/2の精密検診で、身体が少し小さめで、早く(2週間後に)産んだほうがいいと言われる。ただ、その段階ではいつと言うのは決めず、最後に6/9に検診をして、その時に日にちを決めようと。しかもこのタイミングでまだ産む病院すら決まっていない。笑
いや、だいぶギリギリやなw と。
まぁでもそれで大丈夫と言うから、予定通り6/9に検診に行き、そこで産む病院を決め、予定日も6/14と決まる。知らなかったのですが、どうやらメキシコでは自分で出産日の予約を病院にしに行くらしく、「これ直前だから予約いっぱいでその日に予約できないとかあるんじゃね?」とか思いつつ、そのあと病院に足を運び、無事に出産・入院の予約が完了。これが出産5日前。
出産日当日の6/14、朝8時にいつもの産科医のクリニックに行き、経過順調とのことで、9時頃に陣痛促進剤を打ってもらい、12時に病院集合ということで一時帰宅。
その陣痛促進剤の効果が凄く、帰宅中から既に陣痛のような痛みがドンドン来ていると、友香。その為、12時に改めて病院集合だったところを、11時に早めてもらい、11時過ぎに入院。
子宮口が5cmを越え、友香がいよいよ痛くなってきたとのことで、いよいよ麻酔を入れるタイミングになったのですが、焦るな焦るなココはメキシコ。どうやら麻酔科医が遅刻していて、「あと5分」「あと5分」と産科医から言われるものの、全然来ないw
友香が「早くしてー!!!」ってキレてるものの、麻酔を打つ当人がいないから何も進むわけはなく、結局20分くらい経ち、子宮口が8cm開いたタイミングで麻酔科が登場!
キターーーー!!!!!みんな歓喜!!!
揃ったところで、いつも優しい産科医のアナルシアが、「この方が麻酔科医のミゲル先生で、このあと背中から麻酔を打っていくので、~~」と説明してくれているのですが、友香が「説明いいから早く打って‼️💢」と日本語でキレる。めっちゃ良い先生なのに、初めてキレてた。笑
いつもニコニコ対応してる友香がキレてるんで、相当な痛みなんだろうなと。
その後、無事に麻酔を打ち、少し落ち着いたり、落ち着かなかったり。痛くなかったり、痛かったり。分娩室に移動するまでに謎に2回の停電を経てw、入院1時間後くらいの12:20過ぎ頃に分娩室に移動。
そこで先生達が軽く準備を行い、簡単な説明を受けてる間に10分くらいが経ち、さて、そろそろ行くよ〜的な感じになったので、僕はあと1〜2時間くらいなんかな?と分娩台横の椅子に腰掛けた瞬間、先生から「頭出てきたよ!見る?」と言われ、そんな早く産まれると思っていないパパは驚きを隠せず、ちょっと身体をずらして見てみると、みるみるうちに赤ちゃんの身体も出てきて、ものの10秒くらいで産まれてくるという、びっくり仰天のメキシコ出産でした。最後に、へその緒をチョキっと切らせてもらい、無事に終了。
第一子の絃葉の出産の時は、コロナ真っ最中で立ち会いはもちろんできず、退院日である生後5日目に初めて会えたので、「立ち会い」という凄く貴重な経験を、しかもメキシコでできたことで、本当に命懸けであることを身をもって感じられました。麻酔科医を待つ時間が凄く壮絶で、しかもこれが一般的に見たら超スピード安産ということを考えると、もっともっと長い時間痛みと闘う世の中の全てのママへのリスペクトが止まらない。
異国の地で、家族のサポートは受けられない中、お迎えも行ってくれて、出産のときにずっと絃葉の面倒を見ててくれたベビーシッターのカロリーナにも大感謝。
診察からずっと信頼感抜群で、最高のサポートをしてくれた産科医のアナルシア、グッジョブ過ぎます。ありがとう。日本人の知人2人がアナルシアにお世話になって産んでいたのを聞いて、紹介してもらったけど、最高でした。アグアスで産むならアナルシア。
医療体制、言語、家族のサポートなど、様々な不安がある中でメキシコ出産を決断してくれて、しっかりと珠彩をお腹の中で育ててくれて、母子共に健康に出産してくれた妻の友香には本当に本当に本当に感謝。ありがとうございました。ゆっくり身体を休めてください。
男1、女3と、また家庭内での立場が弱くなりましたが、引き続き、よりダンディに、楽しく愉快な家庭をみんなで作っていけたらと思います。
久しぶりの新生児、可愛すぎます。
諸先輩方、姉妹の子育て、教えてください。
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