日本一のサッカーチーム - メキシカンダンディパパの思考録

東京を離れるにあたり、

日本一の社会人サッカーチーム

『FC.BANDELIE』を辞めました。

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日本一？サッカーの強さじゃないよ。

サッカーの強さなら、もっと強いチームは腐るほどあるからね。

「選手自身が当事者意識を持って、各々の役割を果たしながらチーム運営に取り組んでいるチーム」という意味で。

偉そうなことを言うつもりはないが、プレーだけやりたい、サッカーだけやりたいではうちには入れない。「自分も一緒になって、ピッチ以外の部分も含めてチームを作り上げていく」本当にそう思えていないと入っても続かないと思うし、入団意思確認の際もそこの覚悟を必ず聞いている。大変そうにも見える、いや「見える」というか明らかに他のチームより大変だ、しかしそこに面白さが存在している。

チーム内には、4つのチームがある。

①運営チーム
リーグ運営全般、グランドの取得、強化チームと連携し練習試合の設定。表に見えづらく地味ではあるが、一番重要。

②イベントチーム
サッカーの価値を広めていくためのイベント企画と立案、実行。今年は男女MIXフットサルやチームBBQ等を実施。少しでもサッカー面白いなと思ってくれる人を増やしたいなと。

③広報宣伝チーム
チームの試合情報や活動内容をSNSとHPを用いて広報&宣伝。FacebookとInstagramがメイン。なんとHPの編集や更新も選手がやっているのだからすごい。

④強化チーム
ピッチ上におけるサッカー面での強化を推し進める為のチーム。上記チームとの兼任もいる。

選手全員が上記いずれかのチームに所属し、サッカーレベルの向上とともに、組織としての向上に向かって取り組んでいる。

なおかつ、今やれることをやればいいというをけではなく、「みんなに伝えよう、サッカーの価値を。」という理念のもと、それぞれのチームで年間目標や月間目標を立てて取り組んでいる。月の振り返りを行うとともに、月途中での経過が芳しくない場合には練習試合前後などでMTGを実施して、アクションプランを練る。

各イベント後には、ただ楽しかったねで終わらないように、次のイベントをより良くするためにとGoogleフォームを用いて無記名アンケートを実施し、次に繋げている。　

そんなチーム、ありますか？

「笑」とか付けてもいいくらいみんな頑張ってる。

そんなチーム、ありますか？笑

だからこそやりがいがあるし、面白いし、大変なこともあったけど、辞めることになってもこれからもずっと応援したいと思えるチームである。

平日夜も22時から練習する日があったり、金曜日にどんなにお酒を飲んで吐きそうになってても土曜日朝7時から朝練があったり、あー俺走りはイヤだよ、キツいよと思うタイミングもあったけど、社会人になってもそれだけ本気で取り組めて、サッカーのおかげで色んな繋がりができて、人生における財産を与えてくれたチーム。

社会人になって自分がここまでサッカー本気でやってると思ってもみなかったわ。バンデリエ入団の経緯も含めて、組織作りに関しての想いを今年2月に書いた記事がこちら。

選手紹介記事『組織作りの面白さ』

https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=588691398129962&id=240782106254228

先日9月24日(祝)はそんなバンデリエでの最後の練習。朝7時からの朝練で、その後お昼はみんなでラストご飯、そんな話だけ聞いていた。

ここ2ヵ月、転勤に向けての準備などで一切練習に参加できていなかったから、もしかして最後の最後までめっちゃガチかなとか、走りはあるのかなとか、いやーそもそも寝坊したらどうしようとか、様々な妄想空想心配事を頭に思い浮かべていた。

「杞憂」
その時のためにあった言葉かと思った。

少しアップをして8時になると、これまで一緒によく球を蹴ってきたサッカー仲間達がどんどん集まってきて、まさかの送別サプライズフットサル。驚きを隠せない自分。普通に嬉しい。普通に嬉しいって、普通なのか嬉しいのか立ち位置不明感のあるけど、普通に嬉しかった。すごく嬉しかったってことね。

普段感じたことのないボールが自分に集まるこの感覚。なんだこれは笑。接待ゴルフ並みのナイス接待アシストを受け、2時間動いたあとの最後の最後も気持ち良くシュートを決めさせてもらって、フットサルは無事終了。

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