メキシカンダンディパパの思考録

旅とフットボールとラーメンの人

努力と結果と運と繋がりとタイミング

こんにちは、新田空馬(くーま)です。


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3ヶ月ぶりくらいのブログです。気が向いたときや、書けそうだなぁという雰囲気のときにパァァァァっと書いていて、年に5〜6本くらいかければええほうです。ふざけた記事を書いたり、真面目な記事を書いたりしてます。

 

新卒で現職に入社して早8年半。自分は会社すぐ辞めんのかなぁと思いきや、そうでもなく今も昔も変わらずバリバリ仕事していますが、昔からずっと熱量をもって仕事をやり続けていること、ある程度の結果も出してきたこと(自分で言うなんて全くもって恥ずかしいことやで)、色んな意味で頭がおかしかったことが大きな理由となり、有り難いことに、東京や大阪の1年目や2年目メンバーから、仕事に関しての話を聞かせてほしいと問い合わせをもらい、よくランチに行ったり、大阪メンバーとはオンラインで時間作って話したりしています。

※新人を見ているOJTが、「お前はクーマさんの話を聞いてこい!」と俺にぶん投げて来るケースも多いけど、まぁそれもそれでいいと思います(笑)

 

相談内容はだいたい「新人王を取りたい」「圧倒的に業績をあげたい」「最速で昇格してチャンスを掴んでいきたい」、そういった暑苦しくも前向きで嬉しい内容。

 

今日は、先日どこかで後輩に話した話を噛み砕いて、【若手社会人に伝えるつもり】で、偉そうに、「チャンスを掴む」ということに関して書こうと思います。

 

書いてみてちょっと見直してみたら、長いし、暑苦しいし、なんか上からで偉そうだからブログにあげるの辞めようかなともちょっと迷ったけど、まぁせっかく書いたし上げます。

 

「チャンスを掴むために大事なこと」

 

一口にチャンスを掴むと言っても、「スタートラインに立つ(チャンスと言える環境に身を置く)こと」と「そこで活躍する(結果を出す)こと」の2つに分けられるとすると、その前者、スタートラインに立つチャンスを掴むほう。

 

本来は、後者の「チャンスを掴んだ(スタートラインに立った)あとにどう活躍するか」を考えておかないと、結局チャンスを掴んでも(スタートラインに立っても)その後活躍するまでに時間がかかったりするんだけども、一旦そこは置いておきます。

 

仕事の話だけだとアレなんで、たまにサッカーの例なんかも絡めながらいきます。

 

要するに、「プロサッカー選手になれた」というスタートラインに立てた状態と、「プロサッカー選手になってそこで結果も出せている状態」の2つに「チャンスを掴む」という表現を分けたときに、その前者のスタートラインに立つほうの話をしますよと。

 

まぁ別に、プロが云々ではなくて良くて、それぞれのレベル感でいいので、「強豪校のサッカー部に入れた」と「入った後にそこでエースになれた」みたいな状態があるとしたら、前者のスタートラインに立つほうの話をしますよと。

 

何個例あげんねん。話進まんわ。

 

自分が、上記の意味合いでチャンスを掴む為に大事だと思っていること。

 

それが、

 

「努力と結果と運と繋がりとタイミング」

 

多いなー。

 

よく、大事なこととかポイントは3つにまとめろヨとかって言われるけど、余裕で5つ並べとるなー。シンプルに長くて覚えづらいなー。キャッチャーさがないなー。でも結局これなんよ。

 

5つも挙げていいんなら誰だってまとめられるって?そりゃその5つ大事でしょうよって?まぁまぁ、少しだけ聞いておくれよ。

 

「努力と結果と運と繋がりとタイミング」

 

自分の力や行動だけでどうにかできるのは、1つ目の努力だけ。ただ、その行動の意識レベルや中身を変えると、2つ目以降が大きく変わってくる。

 

まず、【努力】。

まず、努力、っていうけど、努力ってナニって話よね。形あるものではないし、人それぞれの過去経験によって努力の認識も大きく異なるので、今回は「量的な意味で、人よりもプラスアルファ時間をかけて、結果が出ていない間も継続してアクションを起こし続けることができる」ということを努力と言うことにしよう。その質的な中身は一旦は別として。

 

努力を「今」しているかもそうだし、努力を「今後も(チャンスを与えた後も/自分のところを離れた後も)」引き続きできる人間だと思われているかどうかもそう。それによって、チャンスが与えられるか否かが変わってくる。見えないところでの努力をきちんと見ている上司や監督もいれば、見えるところの努力しか見えない上司や監督もいるから、努力している姿をあえて見せに行けとかそういうことではないけれど、自分がコツコツと努力を続けられる人間だと認識しておいてもらうことは重要。

 

努力をしてる姿って、結果が出てるならわざわざ見せる必要もないかもしれないけど、思うような結果が出ていない場合、努力をしていることを「把握してもらっている状態」であることがプラスに働くこともある、ということ。それが、アイツ頑張ってるから任せてみるか、ってやつ。

 

そして、結果が出るまでは基本的には時間がかかるということも織り込み済みで日頃から淡々とやるべきことを繰り返せるかというある意味機械的な要素と、その中でも大なり小なり試行錯誤を繰り返しながらできるかという自分の頭をふんだんに使えるかという要素、そのどちらもを持ち合わせた努力を続けられるかどうか。

 

一部の天才は努力しなくても天才だけど、努力しない天才は一時的な活躍で終わってしまうことも多いので、努力次第では抜いていけると思うし、もしキミに天才要素が備わっているのなら、努力できる泥臭さも掛け合わせたら最強。

 

その努力できる泥臭さが突出していれば、それが才能ってやつでもある。

 

イチローもゆーてます。


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次に、【結果】

努力をどれだけしていても、それが結果に繋がっていなかったら、、、ツラい。ツラいというよりも、本質的な意味で評価もされない。

自主練だけとにかくやっているメンバーをそれだけで監督が選ぶことはないし、朝早くから夜遅くまで一生仕事をやってて全然結果出していないメンバーを上司が評価できるかというと、それもない。

※その頑張ってる姿勢は評価してくれてると思うよ。

 

つまり、ごくごく当たり前のことを言うけど、努力をしっかり継続して、そこにある一定の結果を乗せてこないといけない。いや、本音を言うと、人よりも早く、そして大きな影響力を持つチャンスを掴みたいのであれば、それ相応の突出した結果を出したいところ。

 

ただ、どこの誰から見てもわかる爆発的な結果というのも、なかなかハードルが高くもある。となると、少なくとも、チームでも会社でも、まずは自分が所属する組織の中でトップを張れるようなところまでの結果は出しておきたい。

 

ただ、組織をそうやって小さく分解すると、そこでのトップは取りやすくなるけど、自分の目指しているところとの乖離に気づかずに勘違いをしやすくなってしまうので、本当にトップを取りたいのであれば、その目標とする組織規模でトップを取っている人間に、努力レベルや中身のレベルを聞いてそこに自分の水準を合わせておかなければいけない。そこの水準レベルを継続して初めて求める結果が見えてくるかと。

 

努力だけでは評価されないが、その努力を継続することで、求める結果を近づけることはできる。「努力→結果」か「結果→努力」か、卵が先か鶏が先か、どちらのケースもあるが、たまたま先に結果が出ちゃったなんてことは多くないし、そのケースだと基礎基本が整っておらずその後崩れる可能性が高いので、基本的には努力が先だと思ったほうがいい。まずは地道な継続。

 

次に、【運】

努力をしていてもしていなくても、時として運がよく、結果が出ることがある。サッカーで言えば、自分のポジションの絶対的エースが怪我をしてしまったときに試合に出てたまたま点がうまく取れたとか。仕事で言えば、先輩から引き継いだばかりの企業で自分の実力はほぼ関係なくたまたま大きな受注を連続でゲットしたとか、そういう類のやつ。

 

運も実力のうちとはよく言う。まぁ、確かに僕もそうだとは思ってる。

1つ目、運は、運がイイと思っている人のところに降ってくる。まぁ、これはただそういうふうに普段から思えているかどうかという、それだけ。でもそのそれだけが大事。

2つ目、運は、舞い降りてくる可能性を高めることができる。「日頃の行いがいいから」と言ったりもするが、努力を継続している者に運が降ってくる可能性が高い。

「アイツ、毎日朝からシュート練習してるからちょっと出してみるか」「アイツ、この1年間の継続で、仕事の土台はできているし、引き継いでみるか」と。本当にたまたまのケースを除いて、運は努力の先にあるものでもある。

これが、文頭の「努力していることを把握してもらっていることも大事」だということ。ほぼ同じ実力で、ほぼ同じ結果を出すのであれば、五分五分で人選に迷う、でもそんなとき、多くの上司や監督は、努力してるほうを選ぶんちゃうかな。人間なので。

 

次に、【繋がり】

繋がりがあると、一気に世界が広がる、ことがある。いつもは頻繁に会話をしないであろう異世界や異業種、異なる年齢層の幅広い人達と会話をすることで、見えてくるものや捉え方が変わることも多々ある。

ここで言う「繋がり」は、偉い人とたくさん会っておけとか、有名な人とたくさん繋がれとか、名刺をたくさん集めておけってことではない。

一つ一つの人との繋がりの重要性を認識して、自らアクションを起こしてんのかい?って話だ。自分より優れている部分があったり、真似したいと思える部分があったり、リスペクトできる人に、能動的にアクションを起こして、話を聞きに行って、色んなことを盗みに行ってるんか?って話だ。

 

いかに、「自ら」そういった方々との接点を持つアクションを起こしたか、起こせたか。自分の所属するチームの枠をはみ出して自分自身を成長させようと貪欲になれているか。自ら情報を取りに行くこと、自ら挨拶をしに行くことを恥ずかしいと思っていないか。自分の所属している域を越えなければ、どれだけ凄いことをしたと思っていたとしても、結局はその組織の中でのことだけであって、井の中の蛙であることが多いので、努力過程の中で自分の視野をどれだけ意識的に広くしていけるか。

 

本当にチャンスを掴みたいなら、自分はシャイだからとか、これは性格的に自分の方向性ややり方とは異なるとかで片付けてはいけないし、片付けるのは勿体なさすぎる。

 

結果的には、そういった様々な角度の繋がりがあることで、いろんな人の目に触れる機会も増えるし、自身の努力のレベル感や方向性チェックに繋がることもあるため、先ほどの運が落ちてくる回数や可能性も高まる。

 

出会いって本当に不思議なもので、10年前に出会ってるから関係が深いわけでも、3ヶ月前に出会ったから関係が薄いわけでもなく、感覚とか感性とかそのときの状況とかによっても付き合いの深さが変わってきたりするから、新しい出会いを受け入れることを面倒だと思っていると、なかなか繋がりもチャンスも広がっていきづらい。

 

浅くてもいいからとにかく繋がりを広めろということではないけど、自らアクションができていないのであれば、入り口はまず広げてみるでもいいから、自ら能動的に動いてみる経験も必要かと。

 

そして最後に、【タイミング】

これもこれで、本当に重要。先ほどの結果や繋がりとも絡み合うし、もちろん運の要素もあるので、色んなことが複合的に関わっている。

 

自分自身チャンスと思えるタイミングで物事が進みそうになるものの、結婚や子供や家を買ったタイミングなどで、本当は選びたい選択をできない(していない)ケースが多々あるなと周りを見ていても感じる。自分一人の人生ではないけれども、間違いなく自分自身の人生であることは確か。その判断一つが自分の人生を良くも悪くも左右する。

 

いついかなるときでもそこでGOできるフットワークの軽さや身軽さやしなやかさがないと、それ以降自分の目の前に来るチャンスの回数や頻度がどうしても落ちてくる。

誘う側も人間なので、無意識的に、断られる人よりはGOしてくれる人を誘いたくなっていく。逆に、GOができると、その後も誘われる可能性が高くなるし、それがきっかけで新たな繋がりが生まれて、運やタイミングの確率もまた上がってくるなど、色んな要素が相乗効果的に上がっていく。行くまでが少し億劫だったとしても、行ってみたらいい出会いに恵まれたなんて経験がある人もたくさんいるんじゃないかと。

 

実際に足を使って動くことは本当に重要で、チャンスを手に入れている人は、ほとんどの人が動いている人。

 

自分の世界を広げたく思っていて、仕事においても人生においても色んなチャンスを掴みたいと思ってるんなら、「努力と結果と運と繋がりとタイミングだぞ」と後輩にアツく語った気がしたので、軽くまとめてみた。

 

軽くないな全然。

 

自分を振り返ってみると、サッカー人生においては、努力を継続できなかったな。というより、努力してないな全然。大学サッカー部まで所属してはいたけれども、同じ組織に属した仲間達と比べると、人と同じ練習を普通にこなすだけで終わりで、自主練・筋トレなどもほぼしてないし、そこを意識して努力して4年間を過ごした仲間と比べたら全然ダメよね。そらこうなるよね。今すぐにでもラーメン食いたいわ。

 

仕事は、ほとんどの人が新卒で同じラインからのスタートと考えると、そこからの頑張りや努力でどうにでもなるからな。そういう意味で同じ土俵で戦いやすく、スポーツよりも先天的な能力が影響しないので、チャンスを掴みやすいとも言える。

 

僕も社会人8年目の30歳ではあるけれど、若者にも先輩にも成長角度で負けるつもりはないし、立ち止まってる暇はないし、不死身ではないことを考えると人生時間がないので、日々楽しみながらも、まだまだ突き進むこととします。30歳を越えてきて、強い意志をもっておかないと、知らぬ間にどんどん性格も丸くなり、勢いがなくなり、面白くなくなってしまう。そんなことを常に危惧してるので、まだまだ若くいかせてくれ。

 

後輩達もどんどん成長していっていて、とても嬉しい、そんな、2020年秋。せっかくなので、ブログにまとめました。

 

仕事の話聞きたいです、メシ行きましょう、って後輩に言われたら、このURLを送って終えることとします。そう考えると、人生の時間を捻出した貴重なブログ。ランチ断ったらゴメン、これは送ります。

 


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